ソードのクイーン

　他者の意見も聞きながら、自分の判断で決断を下す。部下の信頼も厚く、仕事のできる女性のカード、ソードのクイーン。手にしたなぎなたでバッサリと切り捨てる潔さと覚悟・決断力を持ちながら、誰にも媚びることなく一人で生きていくことのできる存在です。

　キャリアウーマン・母・先輩を意味したり、自分の中の女性性を示すこともあります。逆位置で出ると「厳しすぎる」や「傷ついた」という意味も。

　刀を持つ女性としてイメージしたのは能の演目「巴」の巴御前。戦でなぎなたを振る様は「愛する人のために戦う強い決意・逞しさ」を表し、ソードのクイーンに重なるものがあります。