バショウ

芸術家・俳人・旅人

自分の理想を求めてさすらう

孤高の人

 理想の世界は一体どこにあるのか、そしてその世界をどう表現すればよいのか…提灯の明かりをたよりに、じっと自身の足元を見つめて旅をする初老の俳人にゃんこ、バショウ。

 日本各地を歩いて旅をし、感じた世界を俳句で表現。「五・七・五」の短い句の中に宇宙まで広がるような広い可能性を見出そうとしました。

 風に吹かれて句を詠む。

 雨に打たれて句を詠む。

 バショウが冷たい雪道をたった一人歩く時も、頭上には宇宙が広がり、彼を見守ってくれています。